『皿と血』 TAKAGI KAORU
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『皿と血』 TAKAGI KAORU

¥6,050 税込

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絶頂。 私が制作していく過程で迎える絶頂は何度かあるが、最後の最後にやってくる最大の絶頂とは人が私の作品で食事を終えた後の状態を見た時である。 食べ終えた皿がそこにあるという事は、確実に誰かしらがエネルギー摂取をしたということであり、エネルギーを摂取した人間の次への行動はエネルギー放出である。 そして、そのことに私の作品である皿が道具として関わった。一般には「汚れた」と言うのであろうその皿を見ると確実に約束された人間の未来への希望の証を見たように 思うのである。「終わったかのような所に始まりはある。」私は食べる事が次の何かしらへのエネルギーとして活用されるという元に食すものこそ一番美味しいと考えている。 その考えがあるがゆえに、食べ終えた皿が私にとって一番美しいのだ。 『皿と血』はTAKAGI KAORUにとって初の書籍となります。この本の制作は、彼女が敬愛するゲスト達の為に皿を作るところから始まりました。その皿で彼らは2年間暮らし、 「食した後の皿」から見出だした「景色」を撮影していきます。TAKAGI KAORUもこの行為を繰り返しました。そして、その景色とともに綴られたTAKAGI KAORUの生きのびる根源と なる言葉は、ゲストが新たな物語を描く源となりました。留まる事無く互いを行き来し、脈々と続いていく作家とゲスト達が織りなす濃厚なコミュニケーションは陰の往復書簡です。 物語はどこからでも始まる。きっとこの本を読む方々も新たな自身の物語を描く事となるのではないでしょうか。 2018年1月15日刊行 A4・背綴じ/表紙ハードカバーB3変形・陶片付 100P 著者・監修:TAKAGI KAORU 編集・制作:太田京子 翻訳:坪野啓介 表紙画:高木 耕一郎/牧 かほり 表題:大坂 徠士輝 製本・印刷:株式会社河内屋 制作協力:富井千春(WACCA JAPAN,Ltd.)